「熱中症とその予防」

今年の夏は例年の夏よりも暑いと感じられている方がほとんどだと思います。実際、世界は観測史上最も暑い夏になる可能性があるとの記事もあり、 日本も記録的猛暑が既に観測されています。

その中で、熱中症も増えているものと思います。事実、自分も7月末の夜に窓を閉めて寝ていたら朝起きたときに頭が痛くなり、 フラフラになっていたこともあります。ポカリスエットを飲んで冷房をかけて座っていたらすぐに大丈夫になりましたが、 熱中症の症状が出てきていたのではないでしょうか。

熱中症に負けないためにいくつかの対策が考えられます。

(1)「水分を」こまめにとろう

喉がかわいていなくても、こまめに水分をとりましょう。
スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲料は水分の吸収がスムーズにでき、汗で失われた塩分の補給にもつながります。
甘いものを飲みたくないときは、お茶を飲む際にもカフェインのない麦茶や杜仲茶がおすすめです。

(2)「塩分を」ほどよく取ろう

過度に塩分をとる必要はありませんが、毎日の食事を通してほどよく塩分をとりましょう。
大量の汗をかくときは、特に塩分補給をしましょう。但し、水分や塩分の制限をされている場合は、よく相談の上、その指示に従いましょう。

(3)「睡眠環境を」快適に保とう

通気性や吸水性の良い寝具を使ったり、エアコンや扇風機を適度に使って睡眠環境を整え、 寝ている間の熱中症を防ぐと同時に、日々ぐっすりと眠ることで翌日の熱中症を予防しましょう。

(4)「丈夫な体を」つくろう

バランスのよい食事やしっかりとした睡眠をとり、丈夫な体をつくりましょう。 体調管理を することで、熱中症にかかりにくい体づくりをすることが大切です。

 コロナウイルス感染症がまた流行していますが、屋外ではマスクを外し屋内では必ずマスクをするなどの メリハリも重要になってきます。熱中症は思ってもいないタイミングで襲い掛かってきますので注意して夏を乗り越えましょう。

アオイ福原(株)
尾道本店 小島浩章

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