「あたりまえを、きちんと。」

 これくらいで良いだろう。これくらいが良いだろう。

 この「これくらい」ってのは後ろに付く副詞の「で」か「が」で大きく意味が違ってくるように思う。 これくらいというのはどの位なんだろう。あるいは当たり前というのはどのくらいのことを言うのだろうか。  日ごろ考えることの少ないことだけど、ちょっと意識してみる。日ごろのお仕事の中でも意識してみる。

 今やっているこの作業はこれで良いのだろうか?考えてみても答えが出るもんじゃない。どんな基準で考えたらいいんだろう。

 ボクが思う2つの基準は、まずはカッコ悪くないこと。そして役に立っていると思えるかということ。

 1つ目の「カッコ悪くない」というのは、カッコいいとまではいかなくても、この仕事、せめて自分の中で不細工じゃない という所までは持っていきたい。そう思う。

 2つ目の「役に立っていると思えるか」というのは、お仕事というのは誰かの役に立つというのが価値だと思うから。 サービス過剰ということではない。どちらを向いているか?ということ。 相手の役に立ちたいという気持ちを忘れてはいけない。その上で「これくらい」ということ、 あるいは「当たり前」ということを考えてみる。

 私たちの「これくらい」や「当たり前」はどのレベルにあるんだろう。 カッコ悪くないを「カッコいい」にまでレベルを上げて、それを当たり前にできるようになれたらホントにカッコいいことだと思う。

 

アオイ福原(株)
営業統括 箱田 一貴

戻る