「AI(人口知能)が1万円札をなくすか?」

 新春のお喜びを申し上げます。

 今年も健やかな日々を送られますようお祈り申し上げます。

 今や世の中、すべてスマホ、朝スマホに起こされ、スマホで今日の予定を確認、スマホで新聞を読み、弁当買ってもスマホで支払。

 2020年には、デジタル決済が先進国並みの70%になるかもしれない。とは言っても、未だ私はガラ携です。

 29連勝の藤井聡太君とともに、知られるようになったAI(人工知能)将棋ソフト「ポナンザ」、 そのソフトはどのように理解すればよいのかと思いをめぐらせて、一つのヒントを得た。

 将棋ロボットポナンザと佐藤天彦名人との第二回電王戦、ポナンザ先手、(3八)金、 何故こう指したかはポナンザ、先手番の場合は、はじめに動かせる駒は17駒をランダムに選んで指し、 その後は相手の指し手に対して、動かせる駒それぞれ(ここでは17駒)の数万手先まで計算した、 王様を取ることの最善手を指す。何故そんなことができるのか。コンピューターが進歩? これまでのパソコンは箱の中でソロバン名人が一人で電卓やソロバンを使って計算していたが、 今はソロバン名人が箱の中にすくなくとも2000人ぐらい居るイメージなので可能になっているようです。 駒を動かす評価関数がどの様に設計されているか見ても理解できない。

 AIを導入すると、納品書は入力しない、注文受書は書かない、日報は打たない、あなた方の目の前のパソコンは、 良い耳を持ち、良い目と頭脳を持ったものに変わるでしょう。

 2030年に実用化目標の自動運転車、もしかしたら貴方の前を走っている車、自動運転かもしれません。 実用化テストは厳密なうちにおこなわれているらしいから。

 農業に従事する人口、この先10年で百万人減る予想。が、すでに自動運転の耕運機が耕し、 田植え機は自動で植え、人は苗を乗せるだけ、水回りの管理は自動、田圃の生育状況はドローンが管理、 コンバインは夜でも自動運転で稲を刈る。これすべてAIのなせる技。

 長い我が社の歴史の中で培われてきた、「おもてなしの心」をのせた現場力を大事にしたい。それが、我が社の財産だから。

 

 

 

アオイ福原(株)
顧問 小島 誠之

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