「熱中症に気をつけよう」

 連日真夏日が続き、うだるような暑さのせいで、体が重く感じたりまた睡眠不足などで体調不良の人も多くおられるのではないでしょうか。

 今年は平年に比べて気温も高く9月に入ってもまだまだ猛暑日が続くとの予想が出ています。熱中症対策には特に注意しなくてはいけません。

 私はこの夏7月上旬のことですが、これが「熱中症かな」ということを経験しました。過去に記憶がなかったので初めてだったかもしれません。

 私事ですが、今年の4月から子供がソフトボールチームに入り、土曜日と日曜日には朝から夕方まで町内のグラウンドで練習があります。特に用事の無い時には毎回参加しています。と言ってもあまり大したことは出来ず、塁審やちょっとした練習の手伝いなどですが、自分自身の運動にもなるからと思い老体に鞭打って、取り敢えず顔は出していました。

 5月の連休明け頃から段々と暑くなり、梅雨入りした頃から湿気と気温のせいでしょうか、体がきつくなってきていました。 そして7月の「熱中症かな」です。この日は2日前の深夜、避難勧告が出たほどの豪雨で、大量の雨がグラウンドに浸み込んでいたはずです。朝から地面からムッとするほどの湿気、熱気が伝わってきて立っているだけできついくらいでした。水分補給は練習ごと、30〜40分に1回位は摂っていましたが、だんだんと胸がむかむかしてきて水を飲んでも嘔吐しそうになり、なぜか鳥肌は立って頭はボーっとするしで立っていられなくなり木陰に入り横になっていました。この日は子供達5,6人の体調不良もあり午前中で終わりましたが、「あと1時間我慢してたらやばかっただろうな」そんな感じです。

 長年参加されている親御さん曰く「急に暑くなるこの時期が一番きついんですよ。まだ体が慣れていないから。」とのことでした。予防としてこの時お聞きしたのが、「飲みたくなってから水分を摂るのではなく少量ずつこまめに飲む。一度に大量の水を摂取するとかえって体内の電解質のバランスを崩す。」とのこと。アルコールやコーヒーはNGです。緑茶やウーロン茶は利尿作用があるため、あまりよくありません。あわせてタブレットなどで塩分を補給する。あと、体調管理はしっかりと。睡眠不足、前日の飲酒、朝食を抜くなども熱中症に影響を与えます。

 まだまだ暑い日が続きますが、毎日の健康管理に注意して乗り切っていきましょう。

アオイ福原(株)
広島本店 石丸 真須己

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