皆様一年間ご苦労様でした。

　アベノミクスで好景気が予想されましたが、印刷業界、文具卸などなど当社が拘わる業種にはあまり恩恵が無く年末を迎えようとしております。

　それでも東京オリンピックの 開催決定、富士山の世界遺産登録、広島カープのCS進出で少し嬉しくなったり、前田智徳選手24年間カープで戦った選手の引退に涙したり。（前田智徳選手は2度のアキレス腱切断など、24年間は怪我との戦いにもめげず2000本安打を達成した。）本当に心からご苦労様と言ってやりたい。

　本当にご苦労様といいたいのは2年前の震災で被災された人達、中でも日本製紙石巻工場の人達は本当に苦労された。石巻工場長　倉田博美様の「絶望と感動の538日」を読ませていただいて心からそう思う。

　社員全員がそれぞれのもつ自分、家族の災難は二の次にして、心を合わせ会社の再建に協力し支えあってきたこその復興だと思います。

　N6号機の最初のラベルには（みんなで追い続けた夢　いま現実になりました　私たちの夢の結晶の一枚をお届いたします。感謝をこめて）とありました。

　当社も昭和２３年創業以来６6年間、紆余曲折はありましたが、社員のお陰で良い会社になりました。昨年は三木商事�鰍ｳんとの提携でもう一歩前に進んだと思っています。もう少し会社の成長を見守って行きたいと思っております。

　全社員一丸となって「安心と信頼のおける企業」として地域に根ざした紙卸のトップになるには各部門が綿密な連携プレーで仕事を進め努力していかなければいけません。何事にも冷静な判断、あくなき向上心、熱い情熱、ありがとの心をもってすれば越えられない山はありません。どうぞ健康に気をつけ事故の無いよう。元気で明るい笑顔で仕事に取り組んでください。

　1年間本当にご苦労様でした。

　来る年2014年がアオイ福原と皆様にとって良い年ありますよう祈念いたします。