『年始のご挨拶』


 明けましておめでとうございます。社員の皆様はご家族お揃いで新たな気持ちで新年を迎えられたことと思います。本年も健康に留意され頑張って行きましょう。

 一昨年の紙不足は嘘のように、景気の後退により在庫が多く、9月頃からは価格も下降を始め、先行き不安な年末となりました。しかし、広島本店の移転、三木商事株式会社との業務提携などあり忙しくもありましたが、前向きに商売を伸ばせる体制は出来てきました。

 初代 祖父の小島喜太郎が紙の販売を創業したのが昭和23年3月、昨年は65年の節目に当たる年でした。昭和43年に福山支店開設、昭和57年に広島に進出、平成18年、明治29年創業の歴史ある兜沍エ商店と合併し今日に至っております。今日の我社の繁栄は先人達が,地道に努力を重ねてきた結果です。

 先人の努力を無駄にすることなく、全員で地元に根を張った商いで顧客の皆様に信頼される紙卸として頑張っていけばきっと良いことがあると思います。今日の紙のメーカーは輸入紙に押され、また、需要の落ち込みで非常に厳しい経営状態となってきており、それに伴い代理店も柔軟な対応が出来にくくなっております。我々府県商も良くなる材料は一つもありませんが、その中で生き残っていくためには何をすべきか今一度全員で考えて行きたいと思います。

 今年一年、私から皆様にお願いしたいことは営業部では、「新規先の開拓」「既存のお得意先様への深耕」 業務部では「お客様に満足いただける加工、配送」「営業、事務部との報連相を緻密に」 事務部では「お得意先の要望を的確に処理し、営業、業務に連絡」このことを頭において仕事にあたっていただきたいと思います。

 先人の残してくれた地盤に感謝しながら、益々の発展をしていきたく思っています。そのためには全員一致で同じ方向に向って進んでいかなければなりません。

 新しい年を迎えて,それぞれの立場で日々の勤めに励みつつ、年末には良い年になったねと楽しい忘年会を行えるようお願いします。

 本年が皆様に取りまして良い年でありますよう祈念いたします。




アオイ福原(株)
代表取締役社長 小島健知


戻る