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あれからもうすぐ1年になりますね。 昨年の3月11日。東日本大震災。日本にとって歴史に残る国難に見舞われました。 地震と津波による想像を絶する深刻な被害。さらに、世界をも震撼させた「福島第一原発」の大事故。 第二次世界大戦を経験していない私たちの世代にとっては、今まで経験したことのない衝撃でした。 この大震災は私たちの考え方や行動、つまり"価値感"を変えるほどのインパクトでした。 ある調査によると、日本人の約50%が家族や友人との関係性を見直したというデータがあります。昨年を代表する漢字『絆』に象徴される様に、何かの際には家族、友人、知人が頼りになると思い始めたそうです。最近はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、つまりネットを使って人と人がコミュニケーションをとっていく、そういう時代になると言われ、確かにそういう面もありますが、実際には、よりリアルの知人を大切にし、バーチャルな関係や適切ではない関係には距離をとる。そういう傾向が顕著に現れてきています。 当然、仕事の面においても考え方が大きく変わってきていると思います。 今は「売ろう!売ろう!売りたい!」では逆効果で、お客さまは売り込まれたくないし、囲い込まれたくない。そう思っています。だからこそ、しっかりお客さまと関係性を創っていきましょう。 そして、それは営業だけの仕事ではありません。事務も加工も、業務もみんなでひとつのチームです。みんなお客さまとつながっています。 「共感」の時代といわれている今、お客さまと一緒に悩み、お客さまと一緒に楽しみ、一緒に頑張っていく。周りの人、お客さまと「信頼・共感・好き」を創りだしていきましょう。 アオイ福原が府県商として地域に根ざした商いを大切にし、地域一番店になれるよう、信頼される紙商で進んでいけるためにも。みんなで一緒に力を合わせて頑張りましょう!
アオイ福原(株)
福山支店 箱田一貴 |