『体力低下』


 体力といっても、運動など体を動かす行動力と抵抗力などの防衛力があるそうです。

○ライフスタイルの変化

 ・子どもに限らず、乗り物に乗るため、歩くことが少なくなりました。小学生は、学校に主に歩いて通いますが、地域によっては電車やバスやタクシー通学など交通機関を利用する場合もあります。

 ・電化製品等、機械化により家庭生活が変化し、子どもが体を動かしてお手伝いするような機械も減ってきました。

○遊びの変化

 ・鬼ごっこやかくれんぼなど、屋外での集団遊びが減ってしまいました。友達ちルールを決めたり、体を動かしたりして大勢で遊ぶ姿がだんだん見かけられなくなりました。代わりに室内でのゲーム・カード遊び・漫画・ビデオなどが遊びの中心となりました。

 ・遊びが変容した理由はいくつかあると思います。一つは、遊ぶ場所がなくなってきたことです。空き地が減り、道路は危険、田んぼにも入りずらくなりました。山や池や川は、昔のままあっても、子どもたちだけで行くことは禁止される傾向にあります。虫や魚がいても、もう網や釣り竿を持って遊びに行くことはできない時代です。そのうえ最近は、不審者の問題で一人で出歩くことすら危惧される有様です。

 次に、時間の問題です。習い事・学習塾・各種スポーツ等のために放課後や休日のスケジュールがいっぱいという子が多くなりました。時間的にも子どもたちが集まって遊べる余裕がなくなってきているのです。

 さらには、テレビゲームの登場が大きな原因となっています。ゲーム遊びは、男女・学年を問わず子どもを引きつけ、多くの子どもたちが、ゲーム機の前で過ごすようになったのです。、昔の子ども達は屋外の遊びを通して自然に体力をつけることができていましたが、こうした遊びの変化によって、運動不足の影響がはっきり現れていると思われます。

○加齢に伴う筋力・パワーの低下

 人の筋力とパワーの発達と低下は成長や加齢の過程とともに変化しています。一般的に人の筋力は男女ともに20代から30代の間にピークに達するといわれています。その後は年をとると筋力は下降線をたどり、60〜65歳あるいはそれより早い時期に急に筋力の低下が始まります。

 朝食は一日の始まりを体に自覚させる大切な習慣でもあり、睡眠によって休んでいた内臓や脳を覚醒させる働きもあります。よって、一日でもっとも大切な食事ともいえるでしょう。

 また、ダイエットに関しても朝食を摂ることによって太りにくい体を作ることが出来ますし、そのエネルギーは一日の活動エネルギーとして利用されますので、体に蓄積される割合は非常に低いと思います。

 柔軟性、間接の安全性、背筋力、バランスの能力の低下を少しでも防ぐために体に無理のない程度に運動して体力をつけて、今年も残り一ヶ月となりましたがこれからもますますさむくなりますが体に気をつけて頑張りましょう。




アオイ福原(株)
福山支店 矢田 正明


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