『ヘレン・ケラーから学ぶ7つの人生訓』


 1.夢を追い求めよう
「人生とは恐れを知らぬ冒険であるか、あるいは単なる虚無でしかない。いわゆる安全と言われているものの多くは迷信でしかなく、自然には存在しないもの。長い目で見た場合、リスクを避けることはリスクに挑むことよりも安全とは言い切れない。

 2.展望を持とう
 目は見えているのに、未来への展望が見えていないのはとても残念な話である。リーダーに対する素質としてはもちろんだが、個々においても展望は必要。考えることそのものが面倒だというのなら話は別だが、それは果たして「自分自身」の人生なのだろうか。

 3.出来ないことなど何もない
 諦めることなく努力を続けていれば、やりたいと思っているどんなことでも成し遂げることができる。

 4.経験はプライスレス
 人生とはレッスンの積み重ね。それは生きて実際に経験してみないと分からないものである。
 毎日の生活はすべてが学習の場であり、その日体験したことはすべて次の日以降の自分の人生にとって経験となりうる。

 5.ポジティブシンキング
 世界は苦難に満ちている。しかし同時に、それを克服することにもまた満ちている。良くあるモノのたとえだが。コップに半分の水が入っている時、これを「半分"しか"水が入っていない」と表現するだろうか、それとも「半分"も"水が入っている」と表すだろうか。

 6.楽観主義であれ
 自ら『出来るはずがない』と言いあっているうちは、何もできないものだ。否定的な考え方をしている人たちは「できるはずがない」「失敗するに決まってる」などと語りかけ、周囲の人のモチベーションを奪い取る力を持っている。彼らと共にいると、自分に秘めた力を忘れ去ってしまう。むしろ「不可能なことなどなく、やれば何でもできる」と考える人たちと共に時間を過ごし、自分の可能性を飛躍させよう。

7.自分の運命はすでに自分の手の中に
 私が探しているものは外のどこかにあるのではありません。すでに自分の内にあるのです。
 一人ひとりが成功するために必要な要素はすべて、実はすでにそれぞれの内に持っている。ただしそれは黙っていては実現化しない。その要素を内に秘めていることを確信し、その成功に値するだけの努力をして「内なる力」を引き出さねばならない。

ヘレン・ケラーは(サリバン先生という素晴らしい指導者に奇跡的に出会えた幸運もあるが)その不遇な環境に打ちひしがれながらも、偉大なる功績を打ちたてた人物として知られている。今回紹介した言葉の端々からも感じられるように、彼女は楽観主義者としても知られている。ちなみに「現実逃避」と「楽観主義」は同等のものと勘違いされがちだが、似て非なるものであることを記しておく。前者は単に目の前にあるものを否定するだけに過ぎず、後者は現状を認識した上で別の視点からさらに見定めたり、将来を肯定すると共にそれに向けて歩む方向を定めるというものだ。

いわゆる「リスク対策」「保険」は人生に必要不可欠だが、そればかりでは一歩も先に進めないのもまた事実。どんな考え方をしていても、過ぎる時間は同じなのだから、出来れば明るい考え方で時を過ごしたいものだ。

              ( 「Garbagenews.com より抜粋」)




アオイ福原(株)
広島本店  鈴木一浩


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