『夢出せ、知恵出せ、元気出せ』


 2011年が明けてあっという間に一ヶ月が過ぎてしまいました。
 今年も我々紙業界にとって、さらに厳しい年になりそうです。印刷需要は年々少なくなっていき、チラシ等も紙からネットに代わってきているのが現状です。
 先日、得意先の新春ビジネス講演会 『「坂本龍馬に学ぶ人間学」〜夢出せ、知恵出せ、元気出せ〜』に参加しました。
そこで学んだことを書き記します。

今、我々にとって一番大切なことは何か?
・現在を生きる我々にとって一番大切なことは、まず現在という時代をよく知ること。そしてそれにふさわしい生き方をすること。
・先賢に学ぶ。歴史はある一定の周期で同じようなパターンを繰り返す。今、我々が直面しているような時代が過去の中にちゃんとある。

 坂本竜馬は1835年11月15日に高知で生まれ、32歳の誕生日に京都の近江屋で刺客に襲われ死亡する。
竜馬がした超常識的な企てとして、

1.脱藩
2.亀山社中の設立
3.薩長連合の実現
4.仇敵 後藤象二郎とコンビを組む
5.「いろは丸事件」での紀州藩の交渉
6.「船中八策」の創案と大政奉還の発想

・「成功する発想」と「プラス思考」(終始一貫"できる!"という考え方で押し通す)
・ビジョンを持つ(夢は日本を洗濯することにあった)
・「出会い」を求め「出会い」を生かす(出会い作りの名人であった)

変革を乗り切る3原則
@陳腐化して役に立たなくなったものを壊す(捨てる)
A新しい必要なものを創造する
B古くても役に立つものは生かし続ける

竜馬に学ぶ自己改革の3原則
@思いやりを持つこと
A自然の摂理に従うこと
B衆知を集めよく学ぶこと

 坂本竜馬の人柄、人生観に感銘する人は多いと思います。
 我々がこの厳しい時代を生き抜くヒントが、竜馬の生き方の中にあるのではないでしょうか。
 今年はうさぎ年です。ピョンと跳ねて大きく飛躍できるように、今こそしっかりと自分を見つめ直して頑張りましょう!




アオイ福原(株)
福山支店長 高橋裕治


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