『新型プリウス』


 私が今乗っている車は6年目で、買い替える予定など全くないのですが、最近話題になっているトヨタの新型プリウスという車があります。ハイブリッドカーとして注目されている新型プリウスは、燃費性能の高さや低価格戦略が受け、7月23日の時点で、受注が24万台を超える人気で、6月の車種別新車販売台数ランキングで、初めて首位を取ったそうです。

ハイブリッドカーとは、エンジンとモーターを両方積んだ車で、これまでのガソリン車に比べてガソリンの量も少なく、排気量も少ないそうです。また新型プリウスの燃費は、リッター38kmで、世界一の燃費を誇っているという事です。価格は最低価格205万からという事で、新車としてはそう高くない価格ですし、長い目で見ても、地球にも財布にも優しい大変魅力的な車だと思います。

しかし人気がありすぎて生産が間に合わず、今から注文しても納車が来年4月以降になるそうです。それによって、来年の3月末までに新車登録をするともらえるというエコカー補助金がもらえないという問題も出てきているそうです。エコカー補助金とは、燃費性能などが一定基準を超える環境対応車を新車で購入した場合、普通車で10万円(軽自動車は半額)、車齢13年以上の車を廃車にして買い替えた場合に普通車で25万円(同)の補助を受けられるというものですが、やはり少しの差でもらえないというのは残念な気がしますし、補助金制度を延長できないかという声もあがっているようです。またトヨタでは、海外向けのプリウスの生産を一部国内に振り向けることも検討しているそうで、今後どうなるのか注目していきたいと思います。

 各業界良い話題が少ない中、試行錯誤しながらこの経済不況を何とかしようという動きが活発になっています。8月が近づいていますが梅雨あけもまだの状況ですが、暑さに負けず、前向きな気持ちで、この大不況という荒波を乗り越えて行きましょう。




アオイ福原(株)
福山支店 村上 英之


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