『皆既日食』


 毎日暑い日が続きますが、皆さん体調を崩したりしていませんか?

梅雨の時期は顔を隠していることの多い太陽ですが、日本の陸地では46年ぶりとなる皆既日食が7月22日に迫っているそうです。そこで日食のついて調べてみました。

 まず、日食とは付きが太陽の前を横切るため、太陽が月に隠される現象。太陽が全て隠れるのが皆既日食で、一部隠れるのが部分日食とありました。今回の日食では、日本全国で皆既日食を見ることができ、鹿児島県のトカラ列島などでは皆既日食を観察するころができるそうです。日本の陸地で皆既日食が見られるのは1963年7月に北海道で見ることができて以来。次に皆既日食を観察出来るのは2035年で、北陸や北関東でみることができるとされているそうです。

 皆既日食を観察することができると注目されている鹿児島県のトカラ列島・十島村の悪石島では、観測時間が6分25秒と人が暮らす島で最も長い。フェリーで鹿児島港から約11時間。牧畜や漁業などを営む人工約70人の島です。民宿は5件で、宿泊できるのは約60人。当日は人口の3倍を超える約240人が訪れる予定で残りの人は小中学校の体育館やテントに泊まることになります。島民たちが案内板を手作りしたり、土産物作りに励んだりと静かな島はあわただしい雰囲気に包まれているそうです。

 観察する際に注意することは、肉眼で太陽を直視しないこと!必ず光を遮るものを使用し、目を痛めないようにすることが大切です。そのため、観察に使用するメガネを生産するメーカーも大忙し。熱心な天文ファンだけでなく、皆既日食じゃ一般の人からも人気を集め観測ツアーも組まれるほどです。当日の天気が悪くならなければいいのですが。

 暗いニュースが多く気分も沈みがちですが、日食の後また明るい太陽が顔を出すように、明るいニュースが増えることに期待して毎日頑張りましょう。         




アオイ福原(株)
尾道本店 横山 奈未


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