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7月に入り暑さも増し、皆さん疲れが取れない日々が続いているのではないでしょうか。夏場は一年の中で一番体調管理が難しい季節なのですが、その理由として、冷房のかけ過ぎ、水分の取り過ぎ、寝苦しさから来る睡眠不足などの理由があります。そして、これらの理由から来る体調不良は、冷え性や体のだるさ、食欲不振につながります。 では、どのようにして夏を乗り切ればいいのでしょうか。まず、エアコンを使用する場合には、冷房だけでなく除湿に切り替える回数を増やしてみましょう。そして、扇風機との併用を行って下さい。多少は暑いと感じるかもしれませんが、正常な体温調節機能を取り戻すことができます。寝苦しい夜には、アイスパックをタオルに包み、湯たんぽの要領で使用してみるのも良いでしょう。扇風機をタイマー設定して使用するのも、エアコンを使用するよりはるかに夏バテには効果的です。水分の取りすぎは、胃液を薄めて消化不良に繋がるので、一度に大漁にではなく、こまめに少量ずつ、冷たすぎないものを取るようにしましょう。 食事についてなのですが、19日(日)と31日(金)が今年の土用の丑の日になります。一説には平賀源内が、夏に鰻が売れなくて困っていた鰻屋に、「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という民間伝承からヒントを得て、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを進めたというのが始まりと言われていますが、ただのコマーシャリズムの産物ではなく、ビタミンB類を多く含む鰻をたべるというのはとても理にかなった食事なのです。なぜビタミン類を多く含む食事が必要なのかといいますと、汗とともに体からビタミン類が出て行ってしまうからです。鰻以外に枝豆、豚肉、ショウガ、オクラ、バナナなども効果的にビタミンが摂取できる食材です。 これから本格的に暑くなる季節なので、みなさんしっかりと夏バテ対策をして、この夏を乗りきりましょう。
アオイ福原(株)
広島本店 石田 知也 |