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A&F:TIMESの 原稿を書かなければと恥ずかしい話久しぶりに本を読みました。応接室にあった『社員を元気づけるスピーチ200』という本です。 その中でなるほどと思った話しを書きます。 “表面化しない失敗の怖さ" 仕事に慣れてくると、つい気が緩んで、知らず知らずのうちに仕事がずさんになってしまいます。そして、これまで支障がなかったのをいいことに、「これでもいいんだ」と思い込み、ずるずると杜撰な仕事を続けてしまうことがあります。 しかしそれは、たまたま運がよかっただけかもしれません。周囲の人がカバーしてくれたおかげかもしれないのです。それに気づかずにいたら、いずれ大きな失敗につながるおそれがあります。 例えば、営業マンが新規取引先との打ち合わせに遅れてしまった。先方担当者は、初めての場所でもあり、何か事情があったのかもしれないと察して、その無礼を我慢した。しかし、営業マンはそれに気づかず、この相手は多少時間にルーズでも許してくれると思い込み、やがて信用を失い、せっかくの取引が中止されてしまう…。こういう危険性があるのです。 たとえいま、問題が発覚していないとしても、私、皆さんの日頃の仕事ぶりの陰に、失敗の種が隠されているのかもしれません。仕事に慣れてきたときにこそ、仕事の基本に立ち返って、自らの行動を反省してみる必要があるのではないでしょうか 。
アオイ福原(株)
尾道本店 小林 英昭 |