「FSC森林認証とは?」


 4月4日にFSC森林認証の審査がSGSジャパンの片桐審査員により行われ、無事本審査に合格いたしました。本年1月にキックオフしてから2ヶ月半の間、全員の力を合わせて準備した結果と感じております。本当にお疲れ様でした。

 既に皆さん知っているとは思いますがこれからが本当のスタート。認証品の出荷が始まってからが大切です。森林事業者さんや製紙メーカーさんなどが一所懸命に作られた認証紙を責任持って印刷会社さんやエンドユーザーの皆さんに供給することが我々の使命です。皆で頑張りましょう!

 とは言ってもこのように書くと少し堅苦しいですよね!森林認証について少し頭を柔らかくして考えてみましょう!

 森林認証とは、地球環境のことを考えて、ちゃんとした植林木や、その植林木を使って作った製品に認証を出しましょう!というルールのことです。

 ということは、製造や流通の過程で別の製品と混ぜたり製品にラベルを貼るのを忘れたりして、どれが認証製品か分からなくなっては困ります。

 そこで、「仕入・入荷の記録を残しましょう!」「在庫の移動や断裁の記録も残しましょう!」「出荷・納品の記録を残しましょう!」「お客様に認証製品であることをきっちりと伝えましょう!」……などのルールが必要になる訳です。これらのルールを守らなかったら…当たり前ですがどれが認証製品か分からなくなりますよね!認証製品は鎖で森からエンドユーザーさんまで繋がらないといけません。我々が鎖の繋がりを断ち切ったらその時点で認証製品でなくなってしまいます。きっちりとルールの意味を考えて認証製品を取り扱いましょう!            




アオイ福原(株)
尾道本店 小島 浩章


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