「今年の漢字は何」


 明けましておめでとうございます。

昨年の漢字は「偽」でした。それゆえに、今年の漢字は「真」とか「信」になってほしい。

代理店の直販が多くなり、府県商の地位を脅かしているが、一番大事なことは社員一人一人が懸命に取り組んでいる合理化(楽をして早く仕事をする事)のアイディアをどんどん出していくことです。例えば、ラッシングベルトでも普通に買うと固定側のベルトは1mで巻取側は5m、固定側が1mだとラチェットバックルは紙の角にくるし、締める時も荷台に上がり、はずす時も荷台に上がらないと解除出来ない。だから固定側を50cmにしているのです。今福山支店で始めている事は、断裁する時にでるワンプの良いものをたたんで出荷場所に近くて邪魔にならない所に、端数用に包装紙として置く。こうすることで端数用の包装紙を探す時間が節約できる。それを探す時間が1回3分、1日に10回とすると一ヶ月では、10時間、1年では?

また、配送の棗田君がラップしてある商品を積み込む時、積み込む前に商品とラップの間に角当てを先に入れて積み込めば、荷台に上がらなくてもベルトが掛けられると言うのを聞いて、ラッピングの時に入れることにした。ほんの些細なことなんだけれども、一ヶ月にすれば大きな時間の節約になる。トヨタ方式とはそんなことなのです。一生懸命に取り組んでいるとおのずとやるきのあるアイディアが浮かぶはずです。それが代理店では真似の出来ない、同業他社との差別化につながり、アオイ福原の発展につながり、働いている私たち一人一人の幸せにつながると信じています。やる気のあるアイディアを出してください。




アオイ福原(株) 顧問  小島 誠之


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