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今年の冬、皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか?スキー場は雪が積もらず悲鳴をあげ、冬物衣料は売れず、ストーブやファンヒーターの売れ行きも悪かったという事象が表すとおり、過去にないほどの暖かい冬だったように思います。 また、「不都合な真実」という映画について聞いたことはありませんか?地球温暖化の問題について熱心に取り組んでいるアル・ゴア元アメリカ合衆国副大統領を中心としたドキュメンタリー映画ですが、ゴア元副大統領はこの件で世界中を飛び回っています。このことは地球温暖化の問題が地球規模でいかに重要になってきているか?ということを指し示しているように思います。 多分皆さんが考えられている以上に、地球温暖化対策…特に二酸化炭素の削減…は「まったなし」です。 当社ではそのために今、ISO14001に取り組んでいますが、それを更に一歩進めていく必要があります。そのために「会社でやれること」「一人一人がやれること」をしっかりと考えていく必要があるのではないでしょうか? まず「会社でやれること」について考えてみます。当社の最大の販売品目である洋紙、その洋紙の世界では現在「古紙100%品」から「最も二酸化炭素が出ない生産方法」へと大きくシフトしはじめました。日本では、三菱製紙や王子製紙によって取扱が始まった「森林認証紙」の取扱を皮切りに、昨年王子製紙は「エコハーモニー」シリーズを販売開始しました。また、日本製紙は「グリーンプロポーション」という考え方で、古紙利用に対する全体最適を模索し始めました。これらの取組は「いかにして紙を作る際に発生する二酸化炭素を少なくするか?」という命題に基づいてスタートしています。しかしながら、世間一般では古紙100%品信仰が根強く残っています。これらの商品を世の中に知らしめていく…それも私たちの役割ではないでしょうか? 「一人一人がやれること」これについても沢山のことが挙げられます。「チーム−6%」(名前を聞いたことがある方も多いと思いますが、環境省が中心となってやっている二酸化炭素削減の為の取組です)では6つの重点行動を皆さんにお願いしています。
この6つ…皆さんは出来ていますか?小さなことでも、一人一人が行うエコ、それが積み重なれば大きな活動になります。やっておられない方は是非お願いします。 「エゴじゃなくてエコ」を合い言葉に皆で頑張って取り組みましょう!
アオイ福原(株) 尾道本店
小島 浩章 |