「笑顔の職場」


 新会社発足後、初めての新年を迎えました。私は、昨年12月の忘年会での皆様の笑顔で時間を忘れた談笑が忘れられません。感謝の気持ちで一杯です。発足直後の戸惑いや、繁忙期を乗り越えた満足感だったのだと思います。秋頃から徐々に慣れも出てきて、スムーズに事が運ぶようになったと思いました。それらを受けての忘年会での談笑だったのだと思います。

私は、職場には笑顔が必要だと思っています。笑顔の職場には、必ず『儲け』がついてくると信じています。しかし、一口に笑顔といっても、いつも「へらへら」としていると言う意味でない事は皆も良く判っていることでしょう。一方、「しかめっ面」では、仕事上の連絡すらうまく行かないのではないでしょうか。お互いの仕事を円滑に運ぶ手段なのです。また、笑顔の職場というと、いつも冗談が絶えない職場とおもわれがちですが、これは問題があります。笑顔=冗談ということで、いつも冗談ばかりで、仕事がおろそかになってしまっては駄目です。あたりまえの事ですが、職場ですから一定の規律は当然守られなくてはいけません。ちょっとした言葉遣い、行動で笑顔が消えたり、笑顔になったりするものですが、そのままにしておくと修復できない場合もあります。修復が困難になるとお互いのコミュニケーションが取りづらくなり、仕事にも影響が出ます。これではお客様第一が実行できなくなります。

 自分の考えをどのように相手に理解してもらうか?相手の考えをどう理解するのか?ここをしっかり考え、言動に移すことでコミュニケーションも取れ、笑顔にもなれます。自分自身の気持ちの持ち方で笑顔にもなれ、又怒った顔にもなります。他人と接するときは、笑顔の人と接したいものです。決して怒った人とは接したくないものです。お客様が当社を訪ねて来られたときなど、また、紙を取りに来られたときなど、お客様の気持ちはどうでしょうか?笑顔で接することが出来れば、評価は上がり信頼増になりますが、怒ったような顔で接すれば、二度と来ないようにすると思われるかもしれません。

 結局、職場は、皆が一日の大部分を過ごして、家庭よりも長く働く場です。ですから、お互いホンの少しでも感情のもつれを持ってはいけません。職場の笑顔を保つには、いつも職場の皆と対話を欠かさない事が大切だと思います。


       

 

 




アオイ福原(株) 代表取締役副社長
福原 秀穂


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