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皆さんは今の自分の仕事に不満をもっていますか。もしもっているとすれば、それはまだマンネリ地獄に落ち切っていない証拠です。完全にマンネリに陥っている人は、仕事に充実感や喜びを感じないのはもちろんですが、不平・不満も感じないからです。 「必要は発明の母」という言葉があります。不便や不自由に対して不満を感じ、それをなんとか解決したいという意欲が発明を生むという意味です。不平・不満が単なる愚痴に終わってしまっては進歩はありませんが、それがあるということは、少なくとも現状を変えたいという気持ちが生じていることの証です。いわば「不平・不満はマンネリ打破の母」といえるわけです。 いま不平・不満を感じている人は、その感情を現状改善の原動力に転化するようこころがけてください。 一方、「わたしは最近、仕事にやりがいも喜びも感じていない。かといって不平・不満があるわけでもない」という人がいれば、それはマンネリ地獄への危険信号だと肝に銘じてください。
アオイ洋紙 尾道本店
有木 万記 |