「コラム」
いよいよ冬間近となってきました。気候の変わり目は風邪をひいたり、体調を崩し易い時です。風邪は万病の元と言われるように、甘く見ると大変な病気を引き起こすものです。日頃の食生活で、風邪をひきにくくし、万が一ひいてしまってもできるだけ軽く、早く健康に戻れるような体力作りを目指しましょう。
1.インフルエンザなどの風邪ウイルスは、低温と乾燥に強く、湿気や熱に弱い。のどや鼻腔に粘膜を強くし、粘液分泌を高めましょう。下記のビタミンには欠陥強化・細胞膜の酸化防止にも有効で、基礎的な抵抗力強化にもつながります。香辛料などの刺激は、体を温め、血液循環をよくすることで、免疫物質の生産や活動を活発にします。
ビタミンA:レバー・うなぎ・緑黄色野菜・卵・牛乳など
ビタミンC:野菜・果物・芋など
ビタミンE:魚介類・緑黄色野菜など
香辛料・香気野菜:こしょう・ねぎ
2.風邪の気配を感じたら、温かくして汁気の多い煮込み料理を食べよう。
風邪をひいたかな?と思ったら、汁気たっぷりの温かいもので体の芯から温め、のどや鼻腔を潤します。豚肉や鶏肉と野菜をたっぷり使った煮込み料理は簡単で、一度に沢山の野菜や肉を栄養素を逃がさず摂ることができます。水分の補給を補うこともできるので、おすすめの料理です。
Bお茶でうがいをし、外食を避けて、よく笑う!!
お茶に含まれるカテキンは、食中毒菌やウイルスを殺し、増殖を押さえる作用があります。飲むことで血管を強化したりたり、がんや生活習慣病を防いだりストレス解消したりと、大変多くの働きをしますので、緑茶・中国茶・紅茶など、色々と楽しんで飲むと良いでしょう。緑茶は安いもので良いので、外出から戻ったら、うがいをするようにしましょう。 また、コンビニ弁当や出来合いのお弁当・ファーストフードなどでは、使われる材料が限られ、調理方法も偏るのでビタミンやミネラル、良質のたんぱく質が思うように摂れません。更に、夜更かし・喫煙・ストレスなどが多いと、余計に栄養状態は低下します。
そしてまるで関係ないように思われますが、よく笑うようにしましょう。笑うことは免疫物質の増強に有効で、がんでさえ消失したという記録もあります。美味しく食べてにこやかに…やはり健康は心と体の両方からなのですね!
アオイ洋紙 尾道本店 女子一同
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