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夏と言えば、さんさんと降り注ぐ日差し。ミ〜ンミ〜ンと力強いセミの声。縁側では冷えたスイカ。ここちよく鳴り響く風鈴。それは、誰しもが思い描く夏の昼の風景。 それならば、夜の風景はなんでしょうか。カランコロンと下駄の音。灯籠のゆらゆら赤い光。太鼓の鳴り響く音。いろんな食べ物がならぶ出店。うちわを片手に歩く女の子の浴衣姿。そして、夏の夜を語るに忘れてはならない、夜空を焦がす大きな夏の花。そう花火です。花火が作り出す幻想美、空気の振動。その日、その時、その場所でしか出会えない風景です。有名な橋のたもとでの打上花火。歴史ある湊での水上花火。ド〜ン、ド〜ン、ドド〜ンと響いてくる低音。色とりどりの鮮やかな光。それは、光と音がもてなすすてきな夏の夜空。毎年どこかで必ず目にする光景。目前に迫り来るような大きな花火には、誰もが感動。遠くまで足を伸ばしてでも行って見る価値のある花火大会。きっと、あなたの心を揺り動かしてくれるでしょう。今年の夏は、花火三昧でもいかがでしょううか。
アオイ洋紙 広島本店
勝谷 寿宣 |