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誰でも面倒な事は避けて通りたい。だから、たとえこうすべきだと分かっていることでも、あるいはいずれやらなければならない事が目に見えていても、難しいことや煩わしいことは、ついつい後回しになってしまうのではないでしょうか。一日の仕事が終わり、一日を振り替えってみると思い当たる事が有るのではないでしょうか。それも人情なのかもしれませんが、なすべきことをなさずして、問題が解決することはあり得ない気がします。先送りを重ねていれば、事態はますます難しくこじれてしまって、しまいには二進も三進もいかなくなり、そのツケは、やはり自分自身が払わなければならなく慌てて取りかかっても良い結果が得られないのではないでしょうか。 お互いの身の回りの事については、なすべきことに今すぐ取りかかるよう努めたい。早ければ早いほど、それだけ打つ手が広がるし、やり直しもききその中から思わぬ知恵も湧いてきて困難が困難でなくなったりすることもあります。自分が問題解決の当事者であり、責任者であるそのことのしっかりとした自覚こそ、後回しを防ぐに欠かせない大事な鍵であるような気がします。 忙しいから後で、ではなく確実な作業をするために余分な時間を費やさないために今なすべき事は今やりましょう。
福山支店
佐藤 聖 |