「4月だから初心に返って」


 新卒の社会人が燃えるようなパワーを胸に働き始める4月、就職活動のためにのみ黒髪に染めて、いかにも新社会人らしくは見えるが髪はカラスの濡羽色とはならず、朝の日光の下ではどんなに黒くそめても茶髪がひかる。と同じように気ままな学生生活がはしばしに覗く、社会人となって初めて気づく、ほんにこの世はすみにくい、それは自分さえ良ければの生活から、時間を守り、エチケットマナーを守り、相手に不安・不信・不満・不快をいだかせないで、期待に応えつづけなければ新入社員と言えどもリストラの対象になる厳しい時代なのだ。

 初心に返って、自分の働いている会社は地域社会よりどの程度のレベルと評価されているかを理解し、社風・売上・利益においてより一歩でも前進するレベルアップすることがひいては個々の評価と信用につながる事を自覚しなければならない。

 ニューヨークヤンキースに松井が行けたのも野球に対する前向きな真摯な態度が評価され。中村が何故大リーグに受け入れられなかったは、茶髪に染めて野球よりは金とプロらしからぬ態度はいやらしく、自由の国アメリカであっても不快と受けとられたのであろう。新庄もしかり、ナチュラルな金髪の人をバカにしたあの髪と態度はチームメイトからも心良からぬ者と思われている、今にケガをして解雇となるにちがいない。わが社においても茶髪に染めている者がいるがその程度の会社とおもっているのであろう。   

 初心に返って お互いにこの会社で働くならば時間をまもろう、笑顔で挨拶しよう、ヨイオアシス運動をしよう・・つまりは不快感を与えないためのものである。誰に、地域社会とお客さまのために。ひいては貴方は良い会社に勤めてますねと認められる貴方のために。




福山支店 
専務 小島 誠之


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