「笑いのないところ幸運は訪れず」


チャップリンは、「泣いても笑っても涙はでる。しかし、笑った涙は心を洗う」という名文句を残しています。よく、人生なんか面白くないとか、一歩家を出ると七人の敵がいるとかいって、心から笑えない人がいます。

 私はいつも男女の別なく、笑う時は喉チンコの奥が見えるぐらい大口をあけて笑うことを進めています。大きな高笑いというのは健康にもよいはずで、笑うと疲れた脳をご破算にして、新しい脳が一気に活動するようになるのです。人間は笑うことの出来る動物で、もし、微笑みというものを失ったら、これは人間失格だと思います。

 仏さんの顔は、どんな仏であっても笑っています。あの恐ろしい伐折羅大将ですら、見る人によっては笑って見えます。心正しき人が見れば笑っている顔、心やましき人が見れば怒っている顔なのであって、どちらにでも見える顔に、伐折羅大将の顔の素晴らしさがあります。

 やはり人生で一番大切なことは、心の言葉、そして笑いです。笑いのないところには幸運はおとずれません。心から笑う習慣、心の底から相好を崩して笑う癖をつけていれば、知らず知らずのうちに幸運が訪ねてくるようになります。

 と、ネタ探しに寄った100円ショップで見つけた本に書いてありました。どこにでもネタは転がっているものです。気をつけて見てみましょう。皆さんはどう思いますか。




−生田 徹−


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