再生紙について


我が国の古紙利用率は先進国の中では最高の57%(2000年経済産業省「紙パルプ統計より」)となっています。つまり、私たちの身の回りの紙の原料の半分以上は古紙であるということになります。

都市ゴミの40%を占めると言われている紙ゴミを効率よく回収し、有効に製紙原料として再利用していくということは、省資源の観点、都市環境整備の観点、さらには地球環境保護の観点からも重要であることは周知の通りです。その用途は、大半は段ボールや板紙、新聞用紙、雑誌、家庭紙(トイレットペーパーなど)に用いられています。

上級紙への再生原料の使用もかなり進んできており、古紙100%配合の紙も各製紙メーカーが競って生産していますが、適材適所を見極めた合理的な利用が再生紙の活用法のポイントであるといえそうです。

一方、古紙利用についての課題は、古紙回収方法の研究による回収の合理化と回収量の増大、及び利用しやすい再生紙の研究開発といった、再生紙をとりまく状況の整備があげられます。

当社は利用しやすい再生紙の在庫を行い、これらの紙をユーザーのみなさまに幅広く提供させていただきたいと考えております。これによって環境問題に貢献していきたいと考えております。



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